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どうぞゆっくりしていってください

FLOWER! 第15話 ~期末試験 其の二~

はいはいこんにちはーーーー(゚∀゚)ーーーー!!

更新遅くなってすいません。

 

人生つまらんwww

 

コイル「病み期…?」

レイン「うっわまたかよ」

レオン「もうめんどくさいっす。

そんなことより!今日はこの中二病全開のタイトルのブログに、新入りがくるっすよー!!」

 

今さらっと私の悩みを「そんなこと」っていったよね?

あと別にタイトル中二病全開じゃないから。ねえちょっときいてる?

 

コイル「(スルー)そうよ!!どれほど私がこの日を待ちわびたか…!!」

レオン「ではでは!ご紹介しましょー!新入りの~」

 

 

 

ボルト「どうも…ボルトです」

 

コイル「きゃああああああああ(*ノωノ)!!」

レイン「おー。」パチパチ

レオン「いえーーい!!どんどんぱふぱふ~」

 

はい!新キャラちゃんです。

ではでは自己紹介をお願いします!

 

ボルト「…えーっと…俺は、コイルの友達で…前髪を半分はぱっつんで、もう半分は片目が隠れるくらいの長さにしてる黒髪…よく周りからは三白眼っていわれる。服装は、カゲプロのエネとキドを混ぜ合わせたみたいな…。」

コイル「顔はとにかく、すごいイケメンなの!!性格は、優しくて大人しくて礼儀正しくて…!!」

レイン「後半コイルが説明してんじゃねーか。」

コイル「うるっさいわねちょっと黙ってなさい!!」

レオン「しょうがないっすよ。なんせこいるんの初こ…」

コイル「レオンんんんんんんんんんん!!!!」

レイン「うおっ珍しくコイルが激昂してる。」

レオン「ごめんこいるん、ついうっかり…」

ボルト「コイル…どうした?少し落ち着け。」

コイル「う、うん!!ごめんね!!ボルトは気にしなくていいから!!」

レオン・レイン「「(態度が全然違う…)」」

 

ボルト君をこれからよろしくお願いしますねー!!

 

では、本編どうぞ!!

 

 

 

 

「FLOWER! 第15話 ~期末試験 其の二~」

 

(カラーSide)

 

静寂

 

 

でも確かにネスたんの闘志を感じる

 

 

涼しい顔して向き合ってるけど、ちゃんとポーカーフェイスはできてんのかな…

 

ネスたんは…余裕そうだにょ

 

まあ…相手がネスたんとはいえ、手加減はできないにょ

 

前に手加減したら後でハリセンでぼっこぼこにされたからね…

 

 

「カラー、うちにやられる覚悟はできてるか?」

「えっ!?やられる前提で話進められてるにょ!?それはいやだにょ~」

「ふん。今のところうちの45勝44敗やから、今回勝って引き離したるわ。」

「よーっし!俺っちも頑張るにょ~!!」

 

 

俺っちとネスたんが、ほぼ同時に構えた。

息ぴったりにょ!

 

…そして

 

 

 

 

 

「「はあああああっ!!!」」

 

 

おおう、掛け声も同時!やっぱりネスたんとは気が合うんだにょ~♪

 

 

 

そんなことを考えているうちに、俺っちの手からは小さい稲妻が、ネスたんの手からは細い鎖が生まれる。

 

 

「今回は本番だから、俺っちの一番の得意技で攻めるにょ~!」

「はん、そんなんうちも同じや。てか、お前に『攻め』とか10年早いわ!攻めはサディストのうちにまかせとき!お前はマゾらしくしてるんやな!!」

「俺っちマゾじゃないにょおおおお!!」

 

ライたん、ボソッと「いや、マゾだろ。」とか言うのやめてほしいにょ!!

聞こえてる聞こえてる!!

 

 

そんなふざけた会話を繰り返しながらも、あっという間に『花』は完成した。

「準備はええか?」

「もっちろん!」

「それじゃ…」

 

 

          _____『開花』!!!

 

 

 

 

ピリッ…バチバチバチッ!!!!!

 

ガシャン!!ジャラアアアアアアッ!!

 

 

 

 

「『電光石花(バーストオープン・フラッシュ)』だにょ♪」

 

「『花鎖(ロックサワードフラワーチェーン)』」

 

 

 

 

 

「あらあ…これは、シールド張ったほうがいいわねえ~」

「え?どういうことですか?」

 

カザキ先生が漏らした一言に、呆然と俺っちたちをみていた他の子たちが疑問をもつ。

ああ…そういえば、俺っちとネスたんが試合したときは、必ず先生がシールド張ってたっけ…。

 

「中等部で3年間四天王の名を馳せてたあの2人が、一番の得意技で戦おうとしているの~。シールド張ってあらかじめ防御しておかなきゃ、怪我人がでるわ~」

 

途端に体育館内がどよめく。

 

 

「け、怪我人!?」

「そんなに激しいのかよ…」

「まじかよすげえ…」

 

 

怪我人だしたら一週間の能力発動禁止令がでるにょ…

間違っても防御やぶんないようにしなきゃ!

 

「先生!めっちゃ強い防御頼むにょ!!今回俺っちキてるにょ!」

「は~い」

「うちもや!!」

「あらあら、二人ともすごい威勢ねえ~」

 

あ、ライたんが顔面蒼白にwwミルたんに揺さぶられてるにょwww

 

 

 

ふう…まあ、周りをみるのもこれくらいにしておこう。

そろそろ本気で見据えとくにょ。

 

 

「ネスたん、いつものじゃんけん!じゃんけんしよう!!」

「おう。わかった。」

 

 

「じゃんけん?」

「あの2人は、どっちから動き出すか、いつもじゃんけんかコイントスで決めてるの~。勝負中は基本何をしてもいいのよ~。まあ、あの2人は反応が早すぎて、どちらが勝ったとしてもあまり変わらないわ~」

「へ、へえ…」

 

 

「じゃー、いっくにょ~」

 

「「最初はグー!でまーるい種は、チョキ!で芽がでてパー!で蕾が開花するー!花紅じゃーんけん、じゃんけーんほい!!」」

 

 

 

カラー  : パー

ネスト  : チョキ

 

 

 

 

 

 

 

 

「おっしゃうちの勝ちやどおおおりゃあああああああああああああ!!!!!」

「こっちも負けないにょおおおほんだらああああああああああああああ!!!!」

 

 

「なんだあのじゃんけん!?」

「花紅じゃんけんよ~」

「なんか、かわいいじゃんけんですね」

「そのあとのあいつらの叫びが全然かわいくない…」

 

ピンポン♪

 

説明しよう!

花紅じゃんけんとは、中等部の頃に生まれた、花紅学園のみで使われるじゃんけんのことである。ルールは普通のじゃんけんと一緒なのだ。

 

なんか説明はいったにょw

まあ…そんなことはおいといて、

 

今度こそネスたんに勝ってみせるにょ!

 

 

 

 

(カラーSide終了)

 

 

 

 

 

(ネストSide)

 

 

はあ…まったく。

こいつは策略たてたりせえへんのか…

 

いつも通り真正面から馬鹿みたいに突っ込んで来よる。

 

ま、その足りないちっぽけなおつむで策略なんざ、閃かないと思うがなw

 

「え、ちょ、なんでネスたん、今鼻で笑ったにょ!?」

「…別に、お前のこと考えとっただけや。」

「ええ!?俺っちのこと考えてくれてたにょ!?うれしいにょ~☆やっぱりネスたんはツンデレぎゃああああ!!ネスたんストップストップ!!不意打ち危険!!」

「余計なこと言うとったら、試合後にまたどつくで!?」

「ネスたんのパンチ痛いから遠慮しとくにょー!!」

 

 

ほんまにこいつはいらんことばっかり…

腹立ってしょうがないわあ。

 

_____っつ!!

 

練習の時より力が強い!

こいつやっぱり手加減しとったんやな!?

あとで絶対どついたろ←

 

 

…おっし。こいつどつくためにも、さっさと終わらせたる!

 

 

 

 

(ネストSide終了)

 

 

 

 

 

 

はじまって五分も経っていないが、傍観している生徒たちは、もうすでに表情が硬くなっている。

 

 

「この2人…全然ゆずらない!」

「ああ。おもに攻めてるのはネストだけど、受けるカラーもカラーで、うまく流してる。」

「これ…防御壁たりるのかなあ…」

 

 

ネストは鎖をカラーの花に近づけようと、まずは周りでバチバチ光っている蔓に細めの鎖を連続で叩き込む。若干光を失っている蔓もあるが、それでもほとんど弾き返すか、横に受け流すかしている。そして受け流された鎖は勢いあまって防御壁へとぶちあたり、金属のこすれる音と打撃音が響き渡る。

 

「カラー!!お前も受けてばっかいないで、たまには攻めてきたらどうや!?」

「だってネスたん、攻めはまかせといてって言ってたにょ~。女の子の言うことは聞かないと、俺っちのポリシーに反するにょ♥」

「気色悪いわボケ!!じゃあお前はうちが負けろ言うたら負けるんか!?」

「負けてほしいにょ?」

「んなわけあるか!わざと負けたらぶん殴る!!」

「りょーかいにょ☆」

「おらいくで!!時間内に終わらせな!!」

「もちろん!」

 

その直後、今まで立ち止まったまま攻撃していた2人が、同時に走り出した。

ネストが大きく跳ね、下のカラーの花に鎖を突っ込む。

 

「おらあああ!!がら空きやで!?」

「おおっとーー!」

 

宙返りで元の位置に戻り、稲妻のシールドを張り寸前で跳ね返す。

ネストが着地し、カラーに一瞬背を向ける。

その一瞬のうちにネストの花へ蔓を伸ばす。

 

「ネスたんこそ、がら空きにょーーー!!」

「っくそ!!」

 

ネストは急いでバック転と側転を繰り返し、勢いで跳ねあがった時に鎖の礫を蔓に降らせ、床に張り付ける。

 

「おおう、ネスたんは相変わらず拘束がお好きで!!」

「嫌な言い方せんでええわ!!誤解されるやろ!!」

「ネスたんの束縛はうれしいけど、勝負中ではさけたいにょ~」

「だーから、誤解うける言うてるやろーがああああ!!!」

 

 

ネストは顔を真っ赤にし、鎖を凄まじい速さでカラーの花向かわせる。

 

「うわっと、しまったにょ!油断してたあああ!!えーーい!!」

「くそ、相殺しやがって…!!」

 

ネストの攻撃をぱちんと弾き、残りの落ちた鎖を絡めとり、ネストの方へ弾丸のように撃ち込む。

ネストはシールドを張って防御した後、ばらまかれた鎖を繋ぎ合わせ、一本の長い鎖に戻す。

 

「ネスたんやるう~」

「はん、嫌味か?お互いさまやろ!!」

「ネスたんとの勝負も楽しいけど、そろそろ決着つけたいにょ~時間も体力も残り少なくなってきたし」

「それもそうやな。」

 

ネストが目を閉じ、ふーっと長い息を吐く。

そして、目を開くと同時に叫んだ。

 

 

「_____『花鎖』、発動!!!」

 

 

ネストがそう叫んだ直後、鎖がグレーの光を放ち、ギリギリとカラーの花を縛り、締め上げていった。

 

「え、ちょ、不意打ちすぎる!はっや!!」

 

「このまま、破壊したるわ!!」

 

カラーの花から、鈍く嫌な音がし始め、光を失っていく。

 

ネストはニヤリと笑みを浮かべ、仕上げとでもいうように最大出力で鎖を引っ張った。

 

 

「やばい、壊れるにょッ…!!」

「_____これで終わりや!!!!」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「なーんちゃって☆」

 

 

 

 

 

 

 

「!?」

「電流流れてる俺っちの花に、鎖をあーんなに強く縛り上げたまんまだと、何がおきるでしょーかー!?」

「まッ、まさか!」

 

 

「さっすがネスたーん!そうです正解は~~!!」

 

 

ピリッ…

 

バチイ!!ボオオオオ!!!

 

 

 

「電流がこすれた鎖の火花に引火して、大惨事ーーーー!!

 

 

…そんじゃあいくぜ、_____『電光石花』アアアああ!!!」

 

 

 

ネストの鎖が導火線となり、電流がネストの花へ直結する。

 

そして_____

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

ぱあああああああああああん…!!!

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「_____只今の試合、勝者、カラー・ワクローン・ミルド!!」

 

 

 

 

 

 

「…俺っちの勝ちだにょ☆」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

続く✿!