FLOWER! 第2話 ~新キャラ登場?~
どうもおひさしぶりでーす!!
いや~遅くなってすいません!(土下座)
そしてみなさん…
メリークリスマス!!!
今宵は聖なる夜!皆さん楽しみましょー!
では、本編ドウゾ!
__入学式の次の日__
「ほらライト!!はやく起きなさい!!昨日みたいに遅刻するわよ!?」
鍋にお玉をカンカンと衝突させて、ライトを起こそうとするライトの母。
ライトは気だるい声で、「起きてるー…」と布団の中から鳴く。
ライトが起きない理由は、2つほどあった。
1、カラーと関わりたくないこと
2、ネストに会いたくないこと
これがその2つである。
しかし、そんな理由があるとは知らないライト母。
怒声をライトに浴びせながら階段を駆け上がり、すぐさま布団を引っぺがす。
そして…
「起きろって言ってんだろこの馬鹿息子がああああああああああ!!!!」
バコーーーーーン!!!
***
「ライト、おはよ…!?どうしたのそのほっぺた!!」
「母さんにまた殴られた…」
(※下総家では、父より母の方が男勝りである)
「もうこれさ…虐待の域だよね…」
湿布を貼った頬をさすりながらぶーたれた顔で呟くライト。
「えー…ライトのお母さん、かっこいいじゃないの~。いつまでもぐずぐずして、起きないライトが悪いと思うわよ?」
「うわ…ひでー…幼馴染をかばってくれないなんて…。つかお前って、かっこいい女の人好きだよな…」
「あ、言われてみれば~!たしかに好きかも」
「だからあの、ネストとか言う奴とも仲いいんじゃね?」
「うん!ネストちゃんかっこいいよね~」
「そうだねえ~ネスたんは可愛いけど、どちらかといえばカッコいい系女子だにょ~☆」
・・・・・・・・・・・。
「なんでいるんだあああああああああああああああああ!!!???」
盛大に後ずさりするライトをよそに、ミルの手を取り、軽くキスを落とすカラー。
「ミルたん、今日も相変わらず可愛いにょ☆可憐でいて純粋…清廉潔白を具現化したような女の子に朝から会えて、俺っち幸せだにょ…☆」
ウインクして星を飛ばし、微笑む。
ミルは照れて、頬を紅く染める。
だが、そのカラーの後頭部に、やはりスパコーン!とハリセンがとぶ。
ハリセンを掲げ、ふんと鼻を鳴らすのは…
「朝からミルくどくなや!!この馬鹿ニャンコ!!」
無論、ネストである。
「ひ、ひどいにょ~ネスたん~!あ、も…もしかして…ネスたん、妬いてるんじゃ…ぐほぁ!!!」
「…ほんまに冗談抜きで、殺したろか…?」
余計なことを言ったカラーは、みっちりとネストにしごかれたのだった。
__学校にて…__
「ねえねえライたん~!」
「断る」
「まだ何も言ってないにょ!!(泣)」
「どうせお前の事だ。くだらないことだろ?」
あきらかにショボン…とするカラー。
「いや、でも今回はホントに重要だと思うにょ…」
「…はあ?なんだよそれ」
「学校探検にょ!!」
……what?
「…学校探検って…小学生かよ!?」
「いや、学校探検っていうよりは、校内制度案内ってとこだにょ!!だからそんなに怒んないで!!」
必死の弁解にため息をつくライトだが、若干興味はあった。
「ほら、ライたんとかミルたんって、高等部からの新入生だから、この学校の特色とかしらないでしょ?」
「まあ…言われてみれば…」
「そこで、俺っちとネスたんの出番だにょ!!」
「うわ!?」
急に引っ張られるネスト。
「カラー!なにす…」
「いいからいいから!ネスたんも学校探検付き合って!」
「はあ!?なんでうちが、そんなことせなあかんのや。」
「おねがいだにょ~ネスたん…!!」
目をうるうるさせて懇願する。
数分後、ついにネストが折れ、結局、ライト、ミル、カラー、ネストの4人で学校探検をすることになった。
「そいじゃあ、しゅっぱーーーつ!!」
カラーがうきうきしながら教室の扉を開けた。
その瞬間…
ガッシャアアアアアアアアアアアアン!!!!
「!?」
猛スピードで何かが駆け抜け、派手に壁にぶつかったのだった。
途端に聞こえてくるうめき声と笑い声。
「いってええええええええ!!!ぜってー骨おれたああああ!!」
「きゃははははは!!いいじゃん!走ってるときは楽しかったでしょ!?」
「その時楽しければ、後の事なんてかんがえなくてもいーの!!」
「そうそう!」
「勘弁してよー!まじ痛いんだけど!!」
「え~?『レオ』大丈夫~?あははは!」
「んも~『ミヨ』、勢いよく押しすぎいー!」
「え~?『ヒミ』こそ~!!きゃはは!」
「な…なんかまためんどくさそうなのが現れた…」
続く✿